6月2日にロックダウン解除の第二段階へと突入したフランス。
それまでの100Km圏内の移動制限がなくなりグリーンゾーンではレストランが再開し
街に人影が戻ってきましたね。
パリなどのレッドゾーンでもテラス営業が可能となり以前のような人出を取り戻しつつあります。
そんな中、マクロン大統領が再び演説し、今後の規制緩和の流れなどについて触れています。
今回は演説の中でも重要と思われるポイントをピックアップしてご紹介します。
カフェ、レストランの再開(海外県マイヨット、ギアナを除く)
緑と赤の二色に色分けされたロックダウン解除マップ。
今回フランス本土は全てグリーンゾーンとなり、海外県のマイヨットとギアナ以外で
レストランやカフェの屋内外の営業が可能となります。
特に今までテラス席のみで営業が可能だったパリ、イル・ド・フランス地域などでは
発表翌日から再開が可能となり、急な決断にびっくりした方も多い事でしょう。
移動制限の緩和
ヨーロッパ内の移動が可能
国境を越えた移動は限定されていましたが、6月15日からヨーロッパ圏内の移動が可能になります。
ヨーロッパ外の国へも7月1日より移動可
但し「感染がコントロール出来ている地域」への移動が可能となります。
まだ詳細は明かされておらず、コントロールできているか否かの基準も不明。
学校再開は6月22日
保育園や小中学校では全児童生徒の受け入れを可能にし出席を義務化。
今までは遠隔授業日と登校日が設定され、希望しない場合は投稿しなくても良いことに
なっていました。
市町村選挙が6月28日に
ロックダウン直前に第1回投票が行われ、ここで決着がつかなかった市町村は第2回投票が
行われます。
施設への訪問も可能に
老人ホームなど面会も出来るようになります。
感染予防対策は継続
規制が緩和されるからといってウイルスがなくなるわけではありませんね。
そのため社会的距離を取るなどの感染予防策の継続の重要性を大統領は訴えていました。
また再びウイルスが流行することも念頭に置いて準備をすべきとも語っています。
依然、集まりなどは最大限避けるべきとも触れていました。
まとめ
在住者は既に肌で感じている人も多いかと思いますが、少しずつ以前のフランスを取り戻しつつあります。
マスク着用や社会的距離など、場所や人によって差もあるようで不安に感じている方が多い一方、
経済活動が再開し、収入の目途が立った方、自身の会社などを何とか立て直そうと頑張る方も大勢います。
今後も十分に感染予防対策を取りつつ、経済活動が活発化が進むと良いのですが…。
マクロン大統領は7月にも再度演説をする予定ですので、その内容にも注目したいですね。
みなさまくれぐれも体調管理、感染予防対策に力を入れてください。
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参考URL：https://www.elysee.fr/emmanuel-macron/2020/06/14/adresse-aux-francais-14-juin-2020