いよいよ始まった2019年最初のセール!
フランス語ではSoldesソルドと言って、大規模なセールが年に2回開催されます。
その期間も政府によってきめられており、この期間以外にSoldesという単語を使うのはルール違反。
今回は1月9日から始まったソルドについてのご紹介です。
ソルド期間は県によって若干異なる!?
基本的にソルドの期間は決められていて、冬ソルドは1月の第二水曜日の午前8時から、夏ソルドは6月の最終水曜日の午前8時から、それぞれ6週間行われます。
ただし例外もあり。冬ソルドでは、第二水曜日が1月12日以降の場合、夏ソルドは6月の最終水曜日が28日以降の場合に、予定が1週間早められます。
今年の冬のセールは本日、1月9日の第二水曜日からソルドがスタート。
ところが、県によってはすでに先週からソルドがスタートしているところもあるんです!それはどこかというと…
国境に面した県の一部と一部海外県。
理由は隣国のセール時期と期間を合わせることで不公平さをなくすため。
ではどこの地域がどの時期にソルドが行われているかを見てみましょう。
2019年ソルドの日程をチェック!
冬ソルド
ムルト・エ・モゼル県、ムーズ県、モゼル県とヴォージュ県、海外県ギアナ:1月2日水曜日から2月12日火曜日まで
海外県グアドループ:1月5日水曜日から2月15日金曜日まで
上記以外のフランス本土:1月9日水曜日から2月19日火曜日まで
サン・ピエール島とミクロン島:1月16日水曜日から2月26日火曜日まで
サン・マルタン島とサン・バルテレミー島:5月4日土曜日から6月14日金曜日まで
夏ソルド
海外県レユニオン:2月2日土曜日から3月15日金曜日まで
フランス本土のほとんどの県:6月26日水曜日から8月6日火曜日まで
アルプ・マリティム県とピレネー・オリオンタル県:7月3日水曜日から8月13日火曜日まで
コルシカ島:7月10日水曜日から8月20日火曜日まで
サンピエール島とミクロン島:7月17日水曜日から8月27日火曜日まで
海外県グアドループ:9月28日土曜日から11月8日金曜日まで
海外県マルティニークとギアナ:10月3日木曜日から11月13日水曜日まで
サン・マルタン島とサン・バルテレミー島:10月12日土曜日から11月22日金曜日まで
2019年からソルド期間が短くなるという話はどうなったの?
昨年国民議会ではソルドの期間を6週間から4週間に短縮しよう、という話がありましたね。
1月中にこの内容を含む法律が上院で審議されるのですが、審議中に変更がない限り法律制定より6か月後に施行されます。
今年の夏のソルドに適用されるかどうかはまだわからない状況です。
ダラダラとソルドをやるよりも4週間に短くして集中的に購買促進をする方がいい!という意見と2週間も短くしてしまったら売り上げに影響が出る…という意見も出ていますね。
確かに、ソルドの後半はあまり勢いもなく惰性で続けているような印象を受けることもあるのですが、4週間にしたところで後半はだらけていきそうな予感もします。
戦略的にソルドを攻めよ!
ソルド期間中は、1週間ごとに安くなる仕組み。
そのため最後の方が割引率も高くお得感満載です!
ただし、ストックも少なくなるため、欲しいサイズがない、カラーバリエーションがない、といったことも多々。
掘り出し物を見つけたい、という時にはピッタリかもしれませんが、欲しいアイテムがある場合には戦略的にソルドを活用しましょう。
というのも、ソルド時期にこんなアイテムが欲しい!という人たちはソルド数日前~前日にお店をチェック、サイズがあるか確認し試着まで済ませておくケースが実は多いのです。
そしてセール初日に確実にそのアイテムを入手します。こうすることで品切れのリスクを背負うことなく、お得な買い物ができちゃうという仕組み。
平日お仕事という方はどうしても土日に買い物をするしかありませんが、混雑が予想されるので開店直後を攻めるのがおすすめ。
フランスにお住まいの方はもうソルド、してきましたか?
こんな方法で賢くソルドを活用しています!という方がいらっしゃいましたら是非お話を聞かせてくださいね。
参考:http://www.lefigaro.fr/conso/2019/01/02/20010-20190102ARTFIG00153-soldes-le-calendrier-2019.php
https://www.economie.gouv.fr/particuliers/dates-soldes
https://www.economie.gouv.fr/cedef/reglementation-des-soldes