【第二子妊娠】第一子とは違ったつわり症状とその対処法

【第二子妊娠】第一子とは違ったつわり症状とその対処法

二回目の妊娠。
初めてではないとはいえ、やはり妊娠・出産は先が読めなかったり未知の部分が多く不安も沢山ありました。
なかでも第一子の時にも苦しめられたつわりは、妊娠前からの不安要素の一つでもありました。
(第一子の時のつわり体験談は以下に貼っておきます)

【フランスで妊娠】つわり体験談とフランスでの一般的な対処法

そこで今回は第二子の時のつわりの体験談とその対処法についてを記録していきます。

陽性判明後数日でつわり症状が

生理予定から3日ほど過ぎたころ、少し気持ち悪いような気がする、下腹部が張っているような気がする…
生理前にはよくある症状だったので、「あぁまたか…」というような気持ちで過ごしていました。
妊娠超初期症状」に関する記事でも書きましたが、私の場合は生理前の症状と超初期症状が同じでした。
変に期待しては落ち込み…の繰り返しだったので、今回も「期待しちゃいけない、期待しちゃいけない」と自己暗示をかけていたのですが…

どうも、いつもより気持ち悪さが強い。不調。しかも、いつもなら生理が来てもおかしくない時期。
生理予定日を3日ほど過ぎたタイミングでフライング検査。

ここで陽性が判明します。

その後は精神的なものもあるのか、食べ過ぎて気持ち悪くなったり(普段食べ過ぎても何ともない)、午後眠気が凄かったり。
第一子の経験からすると、早めに薬をもらっておいた方が良いだろう、と判断し、すぐにかかりつけ医を予約しました。

かかりつけ医を予約し処方箋を出してもらう

かかりつけ医と言っても、よっぽど緊急でない限り当日すぐに見て貰えるわけではありません。
陽性が出てからかかりつけ医の予約を取って翌週に見てもらうことに。

この時かかりつけ医に依頼したのは以下の3つ。

  • ラボで妊娠確定かどうかの血液検査
  • つわり対策の薬の処方箋を書いてもらう
  • 助産師さんを紹介してもらう

早く妊娠確定かどうかを調べたい場合、血液検査は処方箋なしで自腹ですることもできます。
ですが今回はつわり対策の薬の処方箋も欲しかったため、かかりつけ医の予約を待って検査することに。

助産師さんですが、第一子の時にお世話になった方が辞めてしまわれたのでかかりつけがおらず…
そのうえかかりつけだった産婦人科医も定年退職してしまっており、その件について相談もしました。

すると、同じ建物内にいる助産師さんがエコーも出来る方で、かかりつけ医が紹介してくれるとのこと!
この日、待ち受ける妊娠生活の第一歩をスタートさせた実感が湧きました。

つわりの本格化は生理予定日から10日前後

第一子はつわりの症状が出て「そういえば生理が遅れている…」と妊娠が発覚。
第二子の今回、生理予定日もしっかりチェックしていましたが、つわりが本格化したのが予定日から10日前後でした。

この10日間の間にも徐々に徐々に胃痛や、なんとなく気持ち悪いといった症状があったのですが
ちょっと体調がわるいかな…と言い訳できるレベルでした。

ところがこの10日程が経過した後、次々とつわり症状が。

  • 下腹部張る
  • 吐き気、嘔吐
  • においづわり
  • 食事量が今までの1/10程度に(普段大食いです)
  • 食べれるものが少なく偏るようになった
  • 眠気
  • よだれづわり
  • 頭痛

などなど、あれよあれよという間に悪化し、少しでも動くと吐くというレベルに達したため日中はほぼ寝たきり。
水分も頑張って摂っていましたが、それでも一時期トイレは1日3回ほど。

そして以下のようなつわりの弊害も。

  • 唇の皮がなくなり液が出てる&無数の小さな湿疹が出る
  • 肌ガサガサ
  • ビニール袋常備。トイレまで間に合わないこと多々
  • 寝て過ごすことが増えて体中が痛い

ちなみにこれらの症状、処方された薬を飲んでいた状態で…です。これでもかなり改善しているほう。
薬を飲んでいないと、ちょっと動くだけ(寝返りなど)で吐くというレベル。
吐けば暫くはスッキリするのですが、またすぐ吐いてしまう…の繰り返し。
苦しまずに吐けるよう&脱水症状を起こさないよう、こまめに水分を取るように意識していました。

処方された薬やサプリメントたち

つわりの吐き気止め

Donormyl:これは第一子の時にもお世話になったお薬。睡眠薬ですがつわりにも効く成分が入っているとのこと。

Cariban:Donormylとほぼ同じ成分に、ビタミンB6が追加されたもの。こちらの方が効果があったような気はしています。結局妊娠後期までこのお薬にはお世話になりました。

サプリメント

葉酸入りビタミン剤:こちらは助産師さんに勧められて飲み始めたもの。食事も出来たり出来なかったりで偏っていたので、サプリメントは有難かったです。

その他

着圧ソックス:第一子の時もでしたが、むくみやすいので着圧ソックスは妊娠中常につけていました。フランスでは妊娠中の着圧ソックスは保険適用なのも嬉しいです。

張り止め:フランスでは割と一般的なSpasfon。切迫早産の時にお世話になったのと、陣痛が始まった時にもこれを飲んで、陣痛の感覚が狭くなるまで待つよう言われました。

鉄剤:妊娠後期は鉄分不足になりやすいと言いますよね。私も後期の血液検査で鉄分不足と言われ、出産まで鉄剤を飲み続けました。

他にも試したつわり対策

つわりに効くと言われる食べ物は一通り試しましたが、駄目でした。
一番良かったのは恐らく旦那お手製のジンジャエール?最初は凄く良かった気がしたのですが、効果は一時的でした。
そもそもあまり食べ物を受け付けない状態だったので、食べ物で対策をしても無理だったようです。

そのほかに、シーバンドというものもありますね。
車酔い対策にも使われる、手首のツボを押して気持ち悪さを軽減させるアイテムです。

これも常備していましたが、あまり効果がなく、そのうえ手首の締め付けが気持ち悪かったり気になることもあり。
ただ、車酔いが激しいタイプなので産後の車移動には重宝しています。

つわりが続いたのはいつまで…?

たまに目にする「ある日を境にスッキリつわりがなくなって…」ということは私はありませんでした。
妊娠中期に入る頃、やっと少しずつ食べる量が増え吐く回数が減り…

妊娠後期には食べる楽しさを思い出せたものの、完全に回復とはいかず、良くなっては悪化、の繰り返し。
徐々に気持ち悪さは減るものの、基本的には常に気持ち悪いという状況が出産まで続きました。

後期つわりの胃もたれや胃酸で食道が荒れる症状は第一子より軽かった気がします。

まとめ

つわり、早く終われ早く終われ…と毎日念じていました。きっと同じような状況の方もいることでしょう。
人それぞれ症状も対策も全く異なるので参考になるとは限りませんが、私自身は同じような状況の人がいる、というのが心の支えになったのも事実です。

いまつわりと戦っている方がもしこの記事を読んでいたら、ご自身にあったつわり対策が見つかること、一刻も早くつわりの症状が軽減すること、心から祈っています。