パリ国際農業見本市とは?来場者67万人以上の美食も楽しめる注目イベント!

年に一度行われる、パリの国際農業見本市。

初めて名前を聞く人は「なんじゃそりゃ?」と思うかもしれませんね。

このイベント、フランスグルメを味わうことができ美食を堪能したい人々にとっては必見の見本市。

また農業や食への意識改善にも役立つなど、食育といった側面も持っていて、大人から子供まで楽しめるイベントなのです!

私自身まだ行ったことがないのですが、ものすごく行きたい!という思いをこの記事にぶつけてみました。

パリ国際農業見本市ってなんぞや?

出典:<a href="http://www.lafranceagricole.fr/actualites/elevage/salon-de-lagriculture-2019-une-vache-chti-en-haut-de-laffiche-1,5,1476946147.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">http://www.lafranceagricole.fr/actualites/elevage/salon-de-lagriculture-2019-une-vache-chti-en-haut-de-laffiche-1,5,1476946147.html</a>

字面だけを見ると、まるでプロ向けの農業イベントのような印象を受けますが、一般人にも人気のある見本市です。

フランス語ではSalon International de l’Agricultureサロン・アンテルナショナル・ドゥ・ラグリキュルチュール。

農業系の見本市ではフランス最大規模で、2018年は67万人以上が訪れたそうです。

毎年大統領や政府関係者、著名人なども訪れ、大々的にメディアでも取り上げられていますね。

牛の品評会をやっているイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、それはこの見本市の一部にすぎません。

地方の名産物を味わうことのできるレストランが設置されていたり、特産物の直売、味見ができたり…

フランス本土、海外県の他にもフランス国外の出展者もいるそうで、見どころがありすぎるイベントです。

テーマは大きく4つ

・Cultures et filières végétales, jardin et potager

こちらのコーナー、例年は穀物の栽培がどのように行われているのかを再現したりビールの作り方や植物油の精油場面を見ることができたり…

野菜など植物の栽培が行われる様子を間近で学ぶことが出来るだけではなく、料理などを通してその魅力を伝える場でもあります。

また環境に配慮した新たな栽培技術などを展示している場所もあり、最新の農業に触れることもできます。

・Services et métiers de l’agriculture

農業に関わる仕事に関するコーナー。

実際に動物に触れあえる場所もあるのがコチラで、毎年子ども連れにも人気が高く週末は混雑が予想されます。

水産業や環境に関するテーマも扱っており、さらには農業関連の就職イベントなども行われるのだとか!

農業の新たな一面を発見できるかもしれませんね。

・Elevage et ses filières

畜産に関するコーナーがこちら。

恐らく多くの方がイメージするパリ国際農業見本市はここにある、牛やヤギなどのコーナーでしょう。

実は他にも乗馬コーナーがあったり、様々な種類の犬、猫のコンクールがあったりと動物好きには見逃せませんね。

・Produits des régions de France, d’outre-mer et du monde

特に私が興味を持っているのがコチラ!!!!

フランス各地の名産物や特産品を試食、購入することが出来、その地域の文化を垣間見ることができます。

またフランス国外からの出展者もいるため、異文化に触れることもできるのが魅力の一つ。

どれを購入するのか選ぶのに時間がかかりそう…というか買いすぎてしまいそうです。

日程、開催場所、入場料金、チケット購入は?

2019年は2月23日(土)から3月3日(日)まで。

毎日9時から19時まで開催されています。

入場料金は以下の通りです。

大人:14ユーロ
子ども(6歳~12歳):7ユーロ
子ども(6歳以下):無料
グループ料金(15~49人):12ユーロ
グループ料金(50人以上):11ユーロ

これらのチケットはインターネットで購入が可能です。

また、以下のような割引が適用されるチケットの場合は見本市入り口での購入が必要となります。

見本市入り口でのみ購入可能なチケット
学生:7ユーロ(有効期限内の学生証の提示が必要)
障がい者カード所持者:9ユーロ(証明書類の提示が必要)
障がい者の付き添いの方:9ユーロ
(小切手での支払い不可)

チケットは1日有効で、一度会場を出ると無効となるので注意が必要です。

数日に渡って訪れたい場合にも1日1枚のチケットが必要となります。2日券、3日券、のようなシステムがないのが少し残念な気もしますね。

会場はポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場。住所は以下の通りです。

Paris Parc des Expositions – Porte de Versailles
1, place de la Porte de Versailles
75015 Paris

開催時期はちょうど学生のバカンス時期と被っているため、特に週末は混雑が予想されます。

見本市会場も広いですし、余裕をもって訪れることをおすすめします。

また人が多いとスリなどの被害に合うリスクもありますので、十分に気を付けましょう。

最新情報はSNSでゲットしよう

これからパリ農業見本市に訪れるという方は、SNSでの情報収集がおすすめ。

最新の情報や画像などをチェックするとこが出来ます。

 

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L’âne trotro ! 📍Pavillon 5.2 #SIA2019

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こうやって見ているだけでも会場にいる雰囲気が楽しめますね!

 

近々機会があったら絶対に行きたいパリの農業国際見本市。

お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。

参考:https://www.salon-agriculture.com/