外国語を学習する上で避けては通れない道、数字の暗記。
特にフランス語は80の段から4×20プラスしも1桁…など覚えにくさは学習者以外にも知られた話ですね。
机に向かって行う勉強が苦手だった私は、「机に向かわない方法で数字の発音を覚えたい」と考えるようになりました。
先生や先輩などにアドバイスを貰い様々な方法を試しましたが、やはり自分に合う合わないが出てきます。
そこで今回は私が特に効果を感じた2つの数字の覚え方をご紹介します。
筋トレでフランス語の数字を覚える
『筋肉は裏切らない』
最近よく耳にするこのセリフ、言語学習にも活用できること、ご存知でしょうか。
あっ、私自身は筋トレ大好きなわけではないですが、数字を覚える時に活用しダイエット&仏語学習とダブルのメリットの恩恵にあずかった身です。
筋トレをフランス語学習にも当てはめて効率よく数字を覚えてしまいませんか?
やり方?とっても簡単です。
まずは仏語の数字を大きめに書き出します。
数字の横にアルファベットでフランス語の数字を書き、必要であれば読み方も記入しましょう。
(個人的にはカタカナをふるのはお勧めできませんが、正直なところ私が仏語を始めたばかりの頃はこれがないと何もできない状態でした)
これで準備完了!!!
私の場合はスクワットだったため、この紙を壁に貼ってスクワットした回数に合わせて発音していきました。
最初は50までの数字を書き出し、何も見ずに言えるまで毎日コツコツとスクワット。
腹筋の方は体を起こした時に見える部分に、腕立て伏せなら床に置くだけでも良いでしょう。
日常的に繰り返し行うことで、いやでも覚えます。
慣れてきた頃は「数字が言えなかったらまたイチからやり直し」なんて自分ルールを作り、汗だくになりながら50回スクワットしていました。
ちなみにこの時期、3か月くらい続けましたが体重5キロ減りました。
筋肉よありがとう!
数字に慣れ始めたらナンバープレート
次に私がおすすめするのはナンバープレート。
通勤途中や帰宅時、ちょっと買い物に行く時など、いやでも目に入るので、瞬時に数字をフランス語で発音する練習に持ってこいです。
車はわざとゆっくり走ってくれたりしませんからね。
パッと見て数字が言えるようにするための訓練です。
特に日本のナンバーは二桁区切りで読めるので、数字を覚え始めの頃からじっくり練習でき、慣れてきたら4桁にして発音してみるというのも良い訓練になりますよ。
(ただしフランス人のみなさま、4桁の数字をわざと2桁ずつ分けて発音することも多々あります…もちろん覚えておいて損はありませんが。)
コレだけは絶対にやってほしい!注意点
発音練習で気を付けたいのは、定期的にお手本を聞くこと。
慣れてくるとペラペラと数字が出てくるようになりますが、いつの間にか発音を間違えて覚えていた!というのはよくある話です。
本当はネイティブにチェックしてもらうのが一番なのかもしれませんが、現実問題それは難しいですよね。
そのため慣れないうちは毎日、慣れてきたら2日に1回、1週間に1回…のように発音をしっかり聞き直す機会を設けましょう。
今回紹介したような繰り返し練習の場合、一度間違えて覚えてしまうと直すのも大変です。
面倒くさがらずにチェックしながら数字を覚えていきましょう。