どっきどき子連れフライト往路。
結果から申し上げますと、結構騒ぎました(涙)
ただひたすらあやし、なだめ、抱っこし…長い長いフライトとなりました。
それでは搭乗手続きからの流れを見ていきましょう。
チェックインから搭乗まで
利用したのはANA。
赤ちゃん一人母一人の旅だったため、エアポートサポートサービスを予約。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/support/family/
至れり尽くせりでした。
手荷物検査や出国審査は専用レーンがあり、待たされることなくスムーズに進めるのは本当にありがたかったです。
その後搭乗口まで案内をして頂き、優先搭乗で周りを気にせず着席。
地上でも機内でも、スタッフの皆さんのやさしさには本当に感謝しかありません。
ドキドキの機内
優先搭乗ですから、誰よりも先に席についているわけですが、ハイハイしたい時期の息子氏、じっとしていられない。
おもちゃで気を引きつつやっと離陸、と思いきや今度は近くにあるもの全てに触りたい衝動に駆られ、暴れる&奇声を上げる。
離陸し始め5分くらい待ってから授乳を開始。
他の方が言及していた通り、飛行機が動き出してから離陸まで結構な時間があります。
そのためすぐに授乳開始してしまうと離陸前に終わってしまうという危険性がありますので注意。
おしゃぶり等が大丈夫な子なら良いのかもしれませんが、おっぱい以外受け付けない子の場合はタイミングを見計らって授乳すると良いかもしれません。
さて、授乳で落ち着いてくれるかな、と思いきやそううまくいくはずもなく。
慣れない環境のため落ち着いて授乳出来ない、暴れる、奇声。
この辺からいやーな脂汗が…。
機内寝かしつけから起床まで
シートベルトサインが消えてからは抱っこで落ち着かせ、赤子を抱えながらも私も一安心。
このタイミングで客室乗務員の方がバシネットを設置してくださいました。
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そしてしばらく抱っこをし、環境に慣れ始めた頃にミルクを与えて寝かしつけを開始。
抱っこ紐でゆらゆら、眠そうになった頃にいつもの縦抱っこに切り替え寝かしつけを継続。
ところが今度はバシネットに慣れず、置いたら起きる。
足飛び出してましたしね(身長81センチ)。
4回くらいトライし、やっとバシネットで寝てくれました(離陸から3時間後)。
ここまでずっと立ったまま抱っこです。
一息ついてまもなく(30分後)、泣いて覚醒。
どうやら寝返りをしたかったらしいのですが、いかんせんバシネットは狭いので出来ずに起きてしまった模様。
再び抱っこゆらゆら15分ほどで入眠。
その1時間後、泣いて起きてしまい抱っこ紐へ。
眠りが浅く動きまくっていたので抱っこ紐に入れ、そのまま1時間ほど座席で座っていました。
もう大丈夫だろう、ということで再びバシネットに入れる…
今度はその1時間後にまた起きてしまい、抱っこで寝かしつけバシネットに突っ込む…
ここから2時間ほど眠ってくれましたが、機内が明るくなると同時に起床。
抱っこ紐でウトウトするものの、眠るほどではなかった様子でおもちゃや絵本であやしました。
着陸
立って抱っこしている時は基本大人しいのですが、私が座っているとご不満なわが子。
おもちゃや絵本を与えても、それを投げる!!!
投げないよう掴んでいると、怒って騒ぐ!!!
もーこの辺は私がぐったりでした。。
周りの方に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、頭をぺこぺこさせながらなんとかあやす…
と言っても座ってなければならないのであまり出来ることもなく、手遊び歌をしてみたりくすぐってみたり。
2、3分はもつけどその後また騒ぐ、の繰り返しでした。
そうこうしているうちに乱気流に入ったらしく揺れが激しくなりました!!!
私はものすごい吐き気に襲われ、必死に我慢していると息子もなんだかぐったりしている…
これはまずい、と思ってエチケット袋を取り出そうとした時、息子の顔をチラ見したところ
寝てる!!!!!!!
この揺れで寝れるんかい!!!
普段の寝かしつけの抱っこゆらゆら、もっと激しい方が良いのかもしれない。
ベビーミール
赤ちゃん用のベビーフードは念のため持ち込んでいましたが、温かいものの方が食べるかもしれないと思いベビーミールも依頼。
ANAの場合は電話での手配となります。
お食事が登場する時間帯は、普段息子がすでに寝ている時間。
それでも初飛行機で起きていて少しお腹が空いた様子だったので食べさせてみることに。
すると、やはり眠気の方が勝っていたようでほぼ手つかず。
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ピンぼけすみません…
残ったものを少し味見してみると…
え?マッシュポテトめっちゃしょっぱい!!!
大人の私でもしょっぱくて完食できないほどでした…たまたまでしょうか。
大好きなブロッコリーも普段は塩すら入れずに茹でているので、染み込んだお出汁の味が嫌だったようです…
失敗した…お出汁もっと慣れさせておくべきだったか。
そして朝方も同様にほぼ食べず。
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ヨーグルトとフルーツピューレはもぐもぐ食べてくれたので一安心。
初フライトでの気付き
おむつ替え台が狭い
知ってはいましたが…トイレのおむつ替え台。
びっくりするほど狭いです!!!
当然と言えば当然なのですが、慣れないとおむつ替えの難易度高いな、と感じました。
しかも普段は自分の方に赤ちゃんの足が来る向きでおむつを替えているのに対し
飛行機のおむつ替え台だと横向き。
でも大丈夫、最初はドキドキでも数回やれば慣れます。
トイレの水洗音に赤ちゃんびっくり
確かに、かなりの音が出ますよね!!!
抱っこ紐のまま赤ちゃんとトイレに行くことが何度かありましたが
あのゴォォッという水洗音、泣きはしないものの超絶驚いていました。
驚いた赤子のリアクションに私までものすごく驚き、驚きリアクションの連鎖。
バシネット
寝た時に締めるセキュリティベルト。
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このような形状になっています。
そのため普通に顔までかかります。
しかも顔のすぐ前、とかではなく顔に当たります。
顔部分だけ折り返して、その部分のベルトは締めずにいましたが、特に注意されることはありませんでした。
折りたたみ式画面とバシネット
目の前にバシネットが設置できる席を予約したため、画面は肘掛の部分に収納されるタイプでした。
息子が寝たタイミングでフライト情報を見るため画面を出してみましたが、
ちょうど端っこの部分がバシネットの下部にあたり、画面が少し傾いた状態でしか使えませんでした。
画面は普通に見えますし、ちょっと斜めになっていましたが特に不便を感じたわけでもありません。
でもこの斜め画面、慣れるまで違和感すごいです(笑)
周囲の物音
これは搭乗するまで気にもとめていませんでしたが…
機内はさまざまな物音であふれています。
乾燥するため頻繁に聞こえる咳払い、咳とくしゃみ。
荷物入れの開け閉め音。
モノを落とした時の音。
バシネットのベルトを止めておくマジックテープ(寝かす時にはがしたら起きました…以後マジックテープは使わずバシネットと壁の隙間に無理やりはめ込むスタイルを貫きました。)
眠りの浅い時なんかはこれらの物音に敏感に反応し、目を覚ましたりもぞもぞしたり。
出来るだけ長く寝て欲しかったのでドキドキでした。
息子のぐずる声に比べたらぜんっぜん可愛い小さな物音なんですけどね。
到着後
サポートサービス利用のため、他の乗客が全員降りるのを待ってからスタッフの方が案内してくださいます。
荷物まで持っていただいて、本当に助かりました。
入国審査を終えると、スーツケースのピックアップまで!!!!
ここまでして貰えるなんて本当に助かりましたし、感動しっぱなし。
そのうえスーツケースを実家に送ることを伝えると、宅配サービスの所まで付き添ってくださり、電車の改札前まで丁寧に案内して頂きました。
いやー至れり尽くせり!!!!
機内では眠ることができず、息子が騒いだこともあってぐったりでしたが
この親切な対応と細やかな気遣いのお陰でとってもほっとしたのを覚えています。
子連れの方はサポートサービスの利用、本当にお勧めです。
今回のフライト、近くの席の方が本当に優しく声をかけてくれたり、騒ぐ息子に笑顔を向けてくれたりと
周りの方の暖かさに涙が出そうでした。
あれだけ騒がれたら赤ちゃん好きな方でも辛いでしょうに…
皆さんの優しさ、本当に感謝しています。
そしてスタッフの方々も親身に丁寧に対応してくださって、本当にありがたかったです。
長々と書きましたが、これから子連れフライトが待ち受けているという方の参考になったら嬉しいです。