里帰り出産が一般的ではないフランス。
産後、退院してからはすぐに慣れない子育てと日常の家事が待っています。
そこで先輩パパママさんたちに頂いたアドバイスをもとに、臨月中に私がやっていた産後の食材ストックについてご紹介します。
産前の食材ストックの中身とは?
子どもが生まれたら育児最優先。
そのうえリズムも整わないし慣れないお世話満載だし疲れもたまっているし…体力勝負な時期です。
食材ストックがあれば料理時間も短縮できますし、さっと食べることが出来るのでものすごくおすすめ。
私が準備していたものは以下の通りです。
冷凍庫
・ご飯(一食分ずつラップで小分けに)
・ハンバーグ
・豚角煮
・生姜焼き
・白身魚フライ(冷凍食品)
・ピザ(冷凍食品)
・野菜ストック(人参、玉ねぎミンチ、細切り生姜、みじん切りトマト、スライスにんにく、ブロッコリー、カリフラワーなど)
・牛ひき肉
・サーモン
冷蔵庫
・パイ生地
・生クリーム(2か月くらい保存可能)
・チーズ
・ラルドン(角切りベーコン)
・ハム
・ソーセージ
・サラミ類
・卵
・ピクルス
常温保存ストック
・じゃがいもピューレ粉末
・米
・小麦粉
・レンズ豆
・パスタ類
・クスクス
・トマトソース
・そば粉
・缶詰(インゲン、芽キャベツ、キノコ等野菜缶詰、鴨もも肉コンフィやカスレなど調理済み缶詰)
・水、常温保存できる牛乳など
保存がきく食材で、いつも使っているものはかなり多めに買い置きをしておきました。
そのため産後の買い物も生鮮食品のみだったので短時間で済み、リズムが整うまで食いつないでいくことが出来ました。
まだまだ食材ストックがある、という安心感があるだけでも普段の生活が楽になりますよ。
すぐに出せるおつまみ&アルコール&ジュース常備
有難いことに退院当日からお祝いをしたいと連日知人友人が会いに来てくれる&会いに行く日々。
しかしアルコールなどドリンク類の買い物は意外と時間がかかるし重いしで大変です。
そのため念のために多めに買っておいたアルコールやジュース類、そしておつまみは重宝しました。
「赤ちゃんの顔だけ見たいんだけど…」「いま近くに来てて…」など急な来客がある時も慌てずに済みますからね。
それでも当時は産後ハイ?のような感じもあり、無理しておつまみを作ったり料理をしておもてなしをしたり…準備するのは楽しかったですが体力的には消耗しました。
人に会えるのが単純に嬉しかったというのもありますが、最低限おもてなしができるアイテムが揃っていると準備の大変さよりも来客の楽しさが勝りました。
手土産用にチョコレートやお菓子の箱もあると便利
産後は皆さん気を遣って家に来てくれるか義実家に集まるかのどちらかでした。
もしかすると友人宅に呼ばれるかもしれないですし、もし呼ばれたとしたら手ぶらでは行きにくいので念のため箱入りのチョコレートなども買っておきました。
結局友人宅にお呼ばれし始めたのは少し落ち着いてからでしたが、手土産になりそうなものが常に手元にあるというのは心強いもの。
またワインも常に多めにストックしてあったので、お呼ばれの際にさっと持ち出せるのも便利です。
産後の買い物は意外と多い!
生まれてみないと子どもの大きさや肌に合ったアイテムなど本当に必要なものなどはわかりません。
実際、サンプルもたくさんあるし大丈夫だろうと思っていたボディーソープなどは乳児湿疹悪化によりお蔵入り。
おむつの減りも早いし、搾乳器が必要になったり、母乳の出が悪いからハーブティーを進められたりもしました。
結局、落ち着くまでは試行錯誤の連続なので「あれもあったら便利」「これを使ってみた方がいいかも」とその都度買い物をすることになり、普段よりも買い物に行く頻度が激増。
産前の買いだめは無駄になることもあるから控えた方が良いよという友人のアドバイス通りにしたのですが、最小限でそろえていたのが功を奏した形となりました。
何が必要で何が不要なのか、生まれてみないとわからないことも多いですからね。
そのため食品への買い物の時間や調理時間を軽減できたことはストレスを減らすことにもつながりました。
フランスで出産を予定している人だけではなく、日本で出産予定だけれど里帰りの予定がない方なども食材ストックなどがあると本当に便利です!
また妊娠中の食事制限で今は無理だけれども、産後食べたいものがある方は冷蔵庫に用意しておく、というのもいいかもしれませんね。