2022年、ワーカホリック仏人が専業主夫に。

2022年、ワーカホリック仏人が専業主夫に。

2022年、明けましておめでとうございます。

毎年毎年「今年は変化の年だ!」と言っている私ですが、今年こそは今までにないほどの大きな変化が待ち受けている一年。
手始めに、ワーカホリック気味な仏人夫が、1月1日から専業主夫になりました。

起業を目指す仏人夫

2021年12月31日をもって、仏人夫は契約満了につき8年勤めた職場を退職。
起業を目指して動いています。

とは言え一般的な「残業がないフランスでの労働」とはかけ離れた生活を送っていた人です。
朝から晩まで仕事のメールをチェックし、必要があれば土日祝日、夜中でも書類を作るような、ちょっとワーカホリック気味…
そんな彼が仕事を辞める。

昔から温めていた彼の起業するという夢を実現するために。

正直、どこまで本気なのだろうか…と思っていた私ですが、その熱量は凄いものでした。
ただでさえ仕事で忙しいのに、何とか時間を捻出して市場調査を依頼し、事業計画を練り…

30代半ばに差し掛かる年齢で、今やらないと恐らく一生出来ない、という考えもあってのようです。

「起業なんてハイリスクな…」と消極的だった私ですが、彼の一生懸命な姿に、応援したいという気持ちが芽生えました。

コロナ禍、リスクはさらに高い

起業を本格的に考え始めた頃、世界はコロナ禍。
当時はまさかこんなに長引くとは夢にも思っていませんでした。

依頼した市場調査は予定より遅くスタート。
さまざまな面談等も後ろ倒しとなりました。
それに伴い、当然事業計画書の作成も遅くなり、資金調達への動きが予定より遅れます。

そして終わらないコロナ禍、増える罹患者。
健康に対する不安はもちろんのこと、倒産する企業も沢山いるなかでの起業チャレンジ。

そして日々の仕事の忙しさに追われて、あっという間に2021年が終了、夫も勤め先を辞めました。

就職か起業か

出来ることなら資金調達を達成して、起業に向けて動き出したい…
ですがそう簡単に物事が進まないことも想定内。

実は既に就職活動もすこーしずつ再開している様子です。
ただ、起業したい場所が現住所から遠いため、面接等があると移動が少し大変に…

恐らく、このまま企業に持っていきたい気持ちが強いようで就職活動はあまり進んでいないようですが
暫く動きがないようならやはり就職へと一旦シフトさせるのではと思います。

私はフリーで働いていますが、現状、夫の前職よりは稼げていません。
そのうえ出産後は日中子どもの世話をし、平日夜中と土日に細々と仕事をしていたため
仕事量も少なく経験値もたまらず…

恐らく私が夫の前職ほどの収入を確保できるのであれば、夫は就職せず企業へ直進できるのですが…
私も出来る限りサポートしたいなと思っています。

専業主夫でも大丈夫そう。家事育児は慣れている

今まで仕事で忙しくしてきた夫ですが、在宅中は家事育児に協力的。何かあれば休みも取ってくれました。
以前Twitterでも呟きましたが、次男が生後半年の今でも、3時間おきの夜間授乳も夫が次男を抱っこし私の元へ連れてきてくれ、授乳後は寝かしつけてくれるのです。

私が甘えすぎ…と言われればそれまでなのかもしれませんが、家のこと全般は問題なくこなせて、しかも子煩悩。
もちろん赤ちゃんの世話を見ながらの家事は最初は大変そうですが、慣れればそつなくこなしてくれそうなタイプです。

一抹の不安と言えば、仕事をガッツリやってきた人がいきなり家での家事育児にシフトすることで精神的に大きな負担にならないかな、という点。
適応能力に優れているので大変なのは最初だけな気がしていますが、環境も勝手も違う。

その辺の「サラリーマンから主夫」になる際の大変なこと、良かったことなどは本人に聞いてまとめてみようと思います。

課題は沢山あるけど、マイペースに頑張ります

夫は専業主夫をしながら起業へ向けての準備を。
私は少しでも収入を得られるよう仕事を。

夫婦揃って課題に直面している状況ですが、自分たちが出来ることを堅実にこなしていって、目標へと一歩一歩進んでいけたらな、と思っています。

夫が企画している起業のこと、子育てのこと、専業主夫のことなどなど、今後も備忘録的に記事にしていきますので
またお付き合いくださいませ。