【第二子妊娠】妊娠糖尿病のリスクあり~傾向と対策~

【第二子妊娠】妊娠糖尿病のリスクあり~傾向と対策~

妊娠初期、わかってはいたけど妊娠糖尿病のリスクありと助産師さんから告げられました。
妊娠糖尿病と上手く付き合って無事出産している方もたくさんいますが、出来ればリスクは少ない方が良い…
心配性な私が妊娠糖尿病のリスクと向き合った記録です。

第一子が巨大児だったので妊娠糖尿病のリスクあり

4キロ越えで生まれた長男。
その時点で第二子妊娠中は妊娠糖尿病のリスクありのカテゴリーに入ることは知っていました。
なんなら第一子が大きかったのは実は妊娠糖尿病になっていたからではないか?とも。

妊娠前から分かっていたこととは言え、やはりリスク等を考えると可能なら避けたい…。
しかしそのリスクを無視するわけにもいきません。
最初の助産師さんとの診察で、このリスクをしっかり告げられ対峙することとなりました。

妊娠初期の血液検査の数値がギリギリ

助産師さんとの診察後、早速血液検査へ。
特に何も考えずに血液検査をし、夕方助産師さんから電話が入ります。

「血液検査の数値がギリギリなので、もう一度来週血液検査をしに行って欲しい」

リスクがあるとは言え、やはり頭の何処かで「大丈夫だろう」と思っていた自分がいましたが、この電話で一転。
妊娠糖尿病とはどんなものか、リスク、症状、対策…
ネットで検索しまくりの日々を送ることとなりました。

既につわりで体調が悪く寝たきりの日も続いていたため、調子が良い時はスマホ片手に情報集め。
りんごジュースしか受け付けない時期でしたが、血糖値が上がりやすいと判明し仕方なく断念。
全粒粉パンを急いで買ってきてもらい、それで一週間を乗り切りました。

2回目の血液検査、最初よりも数値はギリギリではないものの、それでも少し高めとのこと。
助産師さんには食事に気を付けるよう、サラッと言われた程度でした。

つわり中なのに食事管理の地獄

どうしても妊娠糖尿病のリスクが気になってしまった私。
つわり真っ只中で食べれるものも限られていましたが、出来るだけリスクを減らそうと自己流で食事管理を導入することに。

これがとにかく地獄でした。
食べられない。食べたくない。食べられそうなものは血糖値上昇に良くないものばかり。

リスクを減らすため…リスクを減らすため…

そう念じながら食べたくもない食事を食べれる量だけ、という生活にシフトしました。

実際にやった食事管理とは?

助産師さんには甘いものを食べ過ぎないように…とだけ言われたのですが、一念発起!
つわりで食べれるものも少ない中、「お腹の子へのリスクが軽減されるなら…」とまずはネットで検索からスタートです。

色んな情報がある中で、私が実践したのは以下の通り。

  • ご飯やパン類は全て全粒粉のものに切り替える
  • 食べる順番は野菜→タンパク質→炭水化物に徹底
  • 炭水化物は豆類を積極的に摂る
  • おやつが食べたくなったらナッツ類
  • 甘いものが食べたくなったらフルーツ
  • ジュース類はやめる
  • 砂糖の入ったお菓子類は週一以下(たぶん2週間に1回くらいの頻度まで抑えました)

妊娠糖尿病リスクがわかるまでは、食事=リンゴジュースだった私。
本当、食べたいと思えるものがなくて辛かった記憶があります。

つわり真っ最中だったので、

生野菜が青臭くて気持ち悪くて
温野菜やスープは湯気や煮ている時の匂いがダメで
豆類は食べたくなくて
動物性たんぱく質は食べたくないし口に入れるとすぐ吐くし
ナッツ類は胃に負担がかかって消化不良で吐いて…

少量でもいいから食べる、というのが日々の目標でした。

妊娠中期の半ば位には食事量も少しずつ増えて、甘いものが欲しい時期に突入。
食べ物を受け付けないのも辛いけれど、やっと食べたいと思えるものが現れたのに食べれないのも辛い。

結局は食べづわり吐きづわりで常に気持ち悪かったですが、「食べたいのに避けた方が良い」という精神的ストレスが負担だったように思います。

緊張の妊娠糖尿病検査

時間がかかることで有名な妊娠糖尿病の検査。
こちらフランスではLaboratoireラボラトワールと呼ばれる検査機関で行われます。
この検査は空腹状態で行わなければならないため朝一でラボへ。
暇つぶしアイテム、忘れずに持っていきましょう。

まずは1回目の採血。
中くらいの試験管×1、小さな試験管×3に血液を採られます。
空腹なのにこんなに採られるの?と、ちょっとビビったのはココだけの話。

その後すぐにGlucomedics 75gという蛍光オレンジのボトルの飲み物を全部飲むよう言われます。
味は…とっても甘いけれども普通に飲み干せるレベルでした。
ただし飲んだ後は胃がとても気持ち悪く…つわりのせいなのか、この甘さのせいなのかは謎ですが、暇つぶしアイテムを使う余裕もあまりないレベルで気持ち悪かったです。

そして1時間後と2時間後に再度採血。

後日結果が出たのですが、数値も良好で妊娠糖尿病ではないと診断されました。
正直、妊娠初期の血液検査でギリギリだったので、妊娠糖尿病になっているか、なっていなかったとしても数値はギリギリだろうと思っていたので、正常値の検査結果には驚き。

食事管理、やっておいてよかった…と思った瞬間でした。

まとめ

振り返ればあっという間に終わった妊娠期間ですが、食事管理中は食べるもの、食べられるもののバランスを見ながらだったのでとても辛かったのを覚えています。
その反面、妊娠糖尿病ではないと分かった日からつい羽目を外し気味になってしまい体重が急に増えたのも事実。
食べる順番、推奨される食材など妊娠糖尿病リスクを抱えたことで学んだこともたくさんあります。

今回の経験は、普段おろそかになりがちな食生活の大切さを再認識する良い機会になりました。
健康を維持するためにも食生活は重要な要素の一つだと思うので、忙しさを言い訳にせず、でも無理をしすぎない範囲で食生活の改善を目指したいと思います。