フランスのイースター「Pâquesパック」について知っておきたい5つのこと

フランスのイースター「Pâquesパック」について知っておきたい5つのこと

春の訪れとともにやってくるイースター。

フランス語ではPâquesパックと呼ばれ、この日の前後に学校などもバカンスに突入します。

イースターは日本ではあまり馴染みがありませんが、ディズニーなどでイベントが開催されるなど少しずつ認知度がアップしてきていますね。

今日はもうすぐやってくるイースターについて、フランスではどのように行われているのか5つのポイントに注目してみていきます。

Advertisement

Pâquesはイエス・キリストが復活した日

日本語では復活祭とも呼ばれるイースターはキリスト教のイベントです。

その名の通り、イエス・キリストが復活した日。

2019年は4月21日の日曜日。翌月曜日はLundi de Pâquesと言って祝日になります。

イースターは移動祝日で、春分の日(3月21日)以降の満月の次の日曜日。ちょっとわかりにくいですね。

移動祝日とはいえ、3月22日から4月25日の間にある祝日ですので、イースターが来ると「春が来た!」と感じるフランス人も少なくないようです。

近年では信仰深いフランス人が減ってきているようですが、それでもこのイースターのイベントや伝統は未だに強く根付いていると感じます。

イースターの伝統的な過ごし方

では、イースターのお祝いはどのように行われるのでしょうか?

基本的にはイースターの日には家族が集まってちょっと豪華な食事をしたり、信仰深い家庭ではイースターのミサに参加したり…

ちょうどバカンスの時期ですので旅行に出かけてしまう、という家庭も多いようですが、そうでない場合には家族や親族と集まるのが一般的でしょう。

また、イースターと言えば忘れてはいけないのがイースターエッグの存在。

昔は卵を庭などに隠し、子どもたちが探すというのが一般的でしたが現在では市販のイースターチョコが使われることが多いですね。

そんな家族団らんの祝日、どんなものを食べる習慣があるのか見ていきましょう。

イースターに食べるもの

先ほどもさらっと触れましたが、イースターにチョコレートは欠かせない存在。

スーパーでは所狭しとイースターチョコが並び、チョコレート店やパティスリーなどもさまざなデザインのものを並べています。

このイースターの時期に用意されるチョコレートのことをChocolat de Pâquesショコラ・ドク・パックと呼びますが、有名パティシエやショコラティエのチョコレートは毎年話題になりますね!

定番の卵型やにわとり型、ウサギ型はもちろんのこと、鐘や羊など目で楽しめるのも醍醐味の一つです。

ちなみにこの時期に販売されている、魚の形のチョコレートはFrituresフリチュールと呼ばれます。

メインの食事には、子羊ももも肉Gigot d’agneauジゴ・ダニョを皆で分けて食べるのが伝統とされています。

イースターには鐘が鳴る

鐘が鳴る…そんなの当たり前なのでは?と思いますよね。

実はイエス・キリストが亡くなった日とされる木曜日から日曜日の間は、喪に服すという意味を込めて鐘を鳴らさないという伝統があり、特にベルギーやフランス、イタリアで根付いているとのこと。

イエス・キリストの復活とともに鐘も再び鳴らされるため、「鐘が戻ってくる」というような表現が使われることがありますね。

このことをよりわかりやすく子どもたちに伝えるために「鐘は法王に祝福を受けるためにローマに行き、戻ってくるときに庭などにイースターチョコを置いていくんだよ」のように語り継がれてきたんだとか。

フランス各地で開催される関連イベント

子ども向けのイースターエッグ探しイベントから、大人も楽しめるイベントまで、この時期にはさまざまな関連イベントが開催されます。

パリ近郊のイースターエッグ探しイベントは以下のサイトにリストアップされていますので、気になる方はチェックしてみてください。

Les meilleurs chasses aux œufs de pâques à Paris et en île de France

私がちょっと気になったのは、イースター村なるマルシェが企画されていること。

エッフェル塔からほど近い場所に4月6日から22日まで開催される特設マルシェで、さまざまな国の料理を楽しめたり、ドリンクや小物の販売も行われるそうです。

詳細は以下のリンクにありますので、お近くの方はぜひいかれてみてはいかがですか?

Le village de Pâques s’installe à Paris au pied de la Tour Eiffel

 

フランスのイースター、ざっくりと取り上げましたが何となく雰囲気はつかめましたか?

私のように食いしん坊の場合はどうしてもイースターのチョコレートにばかり目が行きがちですが、由来や伝統にも目を向けてみるとイースターへのイメージも変わるかもしれませんね。

とは言えやはり気になるのは、有名ショコラティエたちのイースターチョコ。

2019年はどのようなチョコレートが注目を集めるのか、情報が入り次第(勝手に)報告しますね。

参考:https://www.caminteresse.fr/culture/oeufs-cloche-chocolat-dou-viennent-les-traditions-de-paques-1134644/

https://fr.wikipedia.org/wiki/P%C3%A2ques