【フランスの10年滞在許可証申請】面談の呼び出しと必要書類

【フランスの10年滞在許可証申請】面談の呼び出しと必要書類

11月末に提出してきた、10年滞在許可証の申請書類。

半月以上たった今日、面談の呼び出しの手紙が届きました。

ただ面談に行くだけかと思っていたのに提出書類もあったので少しびっくりしています。

どんな内容の手紙だったのか、必要書類と合わせてご紹介します。

滞在許可証の申請書類については以下の記事をご覧ください。

  フランスの10年滞在許可証申請に必要な書類

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手紙の内容とは?

差出人は市役所のDirection Des Affaires Juridiquesディレクション・デ・ザフェール・ジュリディック

法務部のようなところでしょうか。

それでは本文に書かれている内容をさらっと見ていきましょう。

あなたは先日、郡庁への長期滞在ビザの申請を行いました。入国滞在法(Code de Séjour des Étrangers)によると、今回のようなケースの場合郡庁は市役所に意見を求める必要があります。

そのため、裏面にリストアップされている証明書類の原本とコピー持参のうえ、指定の日時に指定場所に来てください。

もし上記日程で都合が悪い場合は他の日程に調整することも可能です。

 

ん?リスト?郡庁には既に提出済みではあるものの、再度審査と言う形になるからなのか?また必要書類が必要とのこと。

とにかく必要書類が多いフランス、あまりびっくりはしませんでした。

(郡庁に提出した書類もすべてスキャン済み)

必要書類リスト

・身分証明書(パスポートの提示を求められることが多いので、私はパスポート&滞在許可証の両方を持っていきます)

・結婚している場合:結婚証明書+配偶者の身分証明書 離婚している場合:離婚判決謄本

・子供がいる場合:子供の出生証明書+子供の身分証明書+CAFの受給証明書(受給者名と子供の名前、住所が書かれたもの)

・賃貸契約書もしくは売渡証書(住宅の面積が記載されているもの)

・本人と配偶者が労働していることの証明(過去5年分の雇用契約書もしくは離職票)

仕事をしていない場合:職業研修等や職業安定所に登録している証明

・健康保険に加入している証明(証明書もしくは保険証Carte vitale)

・フランス社会への適応・同化契約Contrat d’accueil et d’intégration(所持している人のみ。フランスの中・高に3年以上所属していた、もしくは大学や大学院などに1年以上所属していた場合は免除らしいです。詳しくはコチラ

・フランスの原則を尊重するという誓約書

・フランス語能力がDELF A2以上あることを証明する書類

 

こうやって見ると申請した時と同じ書類がほとんどです。

二度も提出する意味はあるのか…でも審査機関は郡庁とは別、という認識なのでしょう。

こんなことなら前回結婚証明書を取りに行った時に部数を増やして申請すれば良かった…二度手間です。

とは言え家から市役所は近いのでそんなことでぶつくさ言わずに取りに行けばいいのですが…こういうところが「フランス人ぽくなりつつある」と言われる所以でしょうか。

気を付けなければ。

 

ちなみにですが、この手紙の右上に発行日が書かれていたのですが、私が書類を提出する日付よりも前になっていました。

担当者が日付変更を忘れたようです。

この辺がざっくりしているのはフランスらしいといえばらしい。

 

面談は年明けですので、それまでは何だか落ち着かない日々になりそうです。

本当なら今年中に面談を終えてスッキリした状態で新年を迎えたかったのですが…

果たして色々フランスについて質問をされてしまうのか、それとも雑談で終わるのか。

そして10年滞在許可証は下りるのか。

 

結果は来年に持ち越しです。