日本人も大好きの甘いクレープ。
ご家庭にある材料で簡単に出来てしまうというのをご存知でしょうか。
そんな簡単かつ美味なフランスの義実家で作っている伝統的なレシピ、ご紹介します。
下準備:10分 寝かせる時間:30分以上 焼く時間:30分程度
材料(15~20枚分)
小麦粉 250g(ふるいにかける)
卵 4つ
牛乳 450ml(冷蔵庫から出しておく)
バニラシュガー 1袋(7.5gのもの。ない場合はバニラエッセンス数滴)
塩 ひとつまみ
溶かしバター 50g
砂糖 大さじ2
作り方
- バターはレンジ等で溶かしておき、牛乳も人肌程度に温めます。
- ふるいにかけた小麦粉と砂糖、塩を入れ混ぜます。
- 卵を一つずつ割り入れ、次にバター、そして牛乳を少しずつ加えていきます。
- 生地が出来上がったら30分以上寝かせましょう。(長く寝かせる場合は冷蔵庫へ)
- フライパンにサラダ油を敷き、一度しっかり煙が出るまで熱してから少し冷ましましょう。
- 今度は中火にかけ、クレープを焼いていきます。少し香ばしい色が付くくらい焼くとサクサク感が楽しめます。
- お好みのジャムやソースなどを付けて召し上がれ!
おすすめのジャムやソース類
我が家の定番は何といっても、熱々のクレープにバター(塩バターならなおよし!)+粉砂糖です。
じゃりじゃりとした食感もまたフランス人に馴染みのおふくろの味。
私はチョコレート派なので、ヘーゼルナッツチョコクリーム(ヌテラの類)が大好物。
塩キャラメルなんかも大変よく合います。
時間がある時はオレンジソースなどを作ってクレープシュゼットにすることも。
成功の秘訣
まずは生地。
焼く前にしっかり常温にしておき、焼く直前によく混ぜること。
寝かせる時間もありますし、場合によっては冷蔵庫で保存するでしょう。
ムラなく美味しい生地を作るには、やはり常温に戻してしっかり混ぜることで滑らかなタネが出来上がります。
次にフライパンの加熱具合。
最初に焼き始める前にちょっと多いかな?というくらいの油を敷いて、しっかり熱すること。
そして焼くたびにキッチンペーパーなどでフライパンに油を馴染ませ、多すぎず少なすぎない油分で焼くこと。
こうすることでくっつきにくくなります。特に薄いクレープがお好みの場合、フライパンにくっついてしまうと破れるので致命傷です。
そして最大の秘訣は、何といっても自分や家族の好みをしっかり知ること。
我が家は外サクサク、ちょっと焼きすぎ位が好みの人々です。
そのため生地を極力薄くのばし、ちょっと強めでカリっと仕上げます。
私は中もっちりが好きなので、生地を厚めに伸ばしてじっくり焼く。最後に火力を上げて表面に香ばしさを出します。
いかがですか?
材料も手軽に手に入るものばかり、レシピも混ぜて焼くだけなのでクレープづくりが初めてという方でも挑戦しやすいかと思います。
ご自分の好きな具材を集めて、フランスお袋味の手作りクレープを楽しんでみてください。