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5歳以下には生乳&生乳で出来たチーズはNG!農業・食料省からの注意喚起

出典:https://agriculture.gouv.fr/consommation-de-fromages-base-de-lait-cru-rappel-des-precautions-prendre

チーズやバターなど乳製品が豊富なことでも知られるフランス。

栄養素も豊富で、幼い頃から様々な種類のチーズに触れる機会が多いのも特徴的ですね。

しかし先日生乳や生乳で作られたチーズを食べたことにより大腸菌感染したケースがあり、13人が入院したとの報告があったとのこと。

それを受けて農業・食料省では注意喚起をしています。それでは詳しく見ていきましょう。

幼児13人が大腸菌感染

3月21日以降、既に13人の幼児が大腸菌に感染していることが発覚。

感染者は6か月から4歳で、腎臓に合併症を引き起こした幼児もいると発表しています。

原因は未だ調査中ですが、当局は二月から全国のチーズ製造者に注意喚起をしているとのこと。

大腸菌混入の恐れのある製品の回収と注意喚起は進行中とのことで、一部ポイントカード所持者などに注意喚起を行う販売者もいるそうです。

2018年には死亡者も出ている

Eteauxエトー(Haute-Savoiオット・サヴォワ県)にある製造会社は昨年12月、生乳で出来たチーズ(Reblochonルブロション)を消費した幼児が大腸菌O26(オーニーロク)による食中毒を起こしたと報告。

また2018年5月~6月にはCruseillesクルゼイユ(Haute-Savoiオット・サヴォワ県)にあるChabertシャベールという家族経営のチーズ製造会社は、幼児12人の大腸菌感染を受けてReblochonルブロションチーズを大量回収しています。うち一人はこの大腸菌O26が原因で亡くなっています。

死亡者まで出ている幼児の大腸菌感染。

これだけ連続して起こっていますので、幼児はリスクのある食品回避が必要である、と政府機関では判断したようです。

生乳、生乳で出来たチーズは5歳以下の子どもには与えないように

ではこの大腸菌のリスクを避けるためにはどうしたら良いのか?

農業・食料省(ministère de l’Agriculture et de l’Alimentation)は以下のような対策を求めています。

 

・生乳や生乳で出来たチーズは5歳以下の子どもに与えない

・妊婦や抵抗力が弱まっている人(体調不良、病気や入院中の人)も避ける

・生乳を使ったチーズでも食べられるものアリ:pâte pressée cuiteパット・プレッセ・キュイットと言うタイプのもの(Emmental, Comté, Abondance, Beaufort, Gruyèreなど)またはパンに塗る用の一度溶かされたもの

 

5歳以上の健康な人にとっては大きなリスクはないものの、大腸菌は抵抗力が弱まっている人や幼児、妊婦などがかかると悪化しやすく、死亡に至るケースもあるため注意が必要、とのこと。

低温殺菌された牛乳を使われている時には「Lait pasteuriséレ・パストゥリゼ」と表記があることがほとんどですので、それを基準に選ぶのも良いかもしれません。

 

美味しいチーズが多いフランス。

色んなチーズを食べてみたい、子どもにも食べさせてあげたいと思うこともあるかと思いますが、健康のことを考えると小さな子どもや体調不良の時には避けた方が安全ですね。

特に子育て中の方だと、周囲から「うちの子も小さい頃から食べていたし大丈夫よ!昔はそんなの気にしなかったし」などと言われる可能性もありますよね。

しかし、実際に亡くなってしまったお子さんもいらっしゃったようですし、注意するに越したことはありません。

これ以上大腸菌感染が拡大しないこと、感染したお子さんの一日も早い回復を願っています。

 

参考URL:https://www.bfmtv.com/sante/e-coli-le-ministere-de-l-agriculture-appelle-a-bannir-le-lait-cru-pour-les-enfants-de-moins-de-5-ans-1682974.html

https://agriculture.gouv.fr/consommation-de-fromages-base-de-lait-cru-rappel-des-precautions-prendre

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